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sonihouseのリスニングシステムについて



“トータル約20万円で組み合わす おすすめのオーディオ”
をご紹介していますが、実際にsonihouseではどのようなシステムを使用しているかを今回はご紹介します。すでに製造中止となった機器も含まれていますので参考になるかはわかりませんが、それぞれの機器の印象やそれに至った経緯なども少し書いていますのでどうぞご覧ください。
プリアンプ YAMAHA “WXC-50”とパワーアンプ “SOHN”を中心としたシステムです。


システム概略図

つながる音源は7つ

① アナログレコード
② PCからリッピングしたデータの入ったUSBメモリ 256GB
③ Sopotify
④ Air PlayでローカルPCのiTunes内音源とApple Music
⑤ Bluetooth
⑥ Mac Miniで再生するAmazon Prime Music HD,Amazon Prime Video,Youtubeなど
⑦ ユニバーサルプレーヤー”BDP-105DJPL”で再生するCD、SACD、DVD、BDなどのデジタルディスクメディア

① アナログレコード


・プレーヤー:Pro-Ject “RPM9”
・MCカートリッジ:audio-technica “AT-OC9/III”
・フォノイコライザー:合研ラボ “GK06SPa”

現在使用しているプレーヤーのPro-Ject “RPM9″は20年くらい前にはじめて見てミニマルなデザインに当時度肝を抜かれ憧れ続けた製品です。数年前に喜び勇んで手に入れましたが使い始めはなかなか良い音にならず悩みました。結局インシュレーター(ターンテーブルの脚の部品)を交換することでやっと出口が見えました。合わせるカートリッジもターンテーブルとの相性が如実にでると思います。紆余曲折を経てMCのaudio-technica “AT-OC9/III”に辿り着きました。

これがピッタリとハマった最後のピースのようにそれ以降はアナログに関しては悩むことはなくなりました。最近入手した合研ラボの”GK06SPa”はそれまで使用していたフォノイコと比較すると更に好みの音になったので交換となりました。
アナログは抽象的な存在に感じます。デジタルと違って正解がないというか、フィジカルに手間が掛かり機構としても手を入れられる箇所が多い分、何が正しい音かわからなくなってきます。その分個人の思い入れを込めやすくアナログにはマジックがあると信じてしまう。正解じゃない音でも「なんか心地いい」で許せてしまうみたいな。しかし、うちではアナログもデジタルも幸か不幸か音にあまり差を感じないのでその辺りは冷静に見られていると思います。

② USBメモリ 256GB

CDの音をいかに良い音で聴くかは難しい問題です。早くからCDプレーヤーでの再生に限界を感じていたというかリッピングによるデータ再生の方が音が良いことはわかっていたのでPCとオーディオインターフェースを使った再生をしていました。Winで音楽専用PCを作ったり、MacにAudirvanaというアプリを入れて聴いたり、ラズパイの専用機を使ったり、ここも試行錯誤の連続でしたが、結局今はシンプルにWXC-50にUSBメモリを挿して聴いています。YAMAHAの“MusicCast CONTROLLER”というアプリをiPadに入れてコントロールし良い音で聴けています。

③.④.⑥ サブスクリプション

どのサブスクを利用するかは今の時代とても重要な問題です。SpotifyApple MusicはWXC-50で聴いています。Amazon Prime Music HDはMac Mimiで聴いています。音質ではAmazonがダントツでよいです。そもそものデータがCDよりもハイレートな音源も聴けます。Apple MusicとSpotifyでは、基本的に音が薄く平べったい感じが多少します。それでもApple Musicの方が音楽を上手く聴かしてくれている感じがします。Spotifyは音作りにクセがある気がするのですが、まわりの人たちや試聴に来られるお客様も使われている方が多いような気がします。実はAmazonより音がよいサブスクがあります。それがmora qualitas(いつも読み方がわからない)です。これこそCDで聴くのが馬鹿らしなるくらい音がよいです。しかし個人的に聴きたい曲があまりないのが残念です。サブスクについては誰かのライブラリから借りているようなものなので、たまにある昨日まであった曲が今日からなくなったいう状況がいつでも起こるのは仕方と思った方が気が楽です。気に入ったものはやはりフィジカルなものとして手元に置いておきたいと思っています。

⑥.⑦ Mac MiniとBDP-105DJPL


OPPO “BDP-105DJPL”

BDP-105DJPLは映像再生に評価が高い機種ですが内蔵された音声回路が優秀なのでCDだけでなくSACDの再生も可能です。評判が良かったので音に期待していたのですが、WXC-50に挿したUSBメモリと比べて、うるおいがなくこじんまりとした印象です。BDP-105DJPLはUSB DACとして使用できるのでMac MiniとつなげてAmazon Prime Music HDを聴いたりYoutubeやAmazon Prime Videoの音声を聴くことができます。BDP-105DJPLには光デジタルアウトもあるのでWXC-50と接続して実質的にはデジタルトランスポートとしての役割になっています。DVDやBDの再生にプロジェクターともつながっています。Mac Mimiももちろんプロジェクターにつながっています。

⑤ Bluetooth

便利です。音切れとか音質劣化を気にしなければ。新しいBluetoothの規格には期待できるかもしれません

ご試聴

まず②のUSBメモリの音源を聴いて頂き、その後お持ちになったCDやアナログ、SpotifyやApple Musicなどのサブスク音源、お手持ちのスマホからBluetoothで音源を飛ばして聴いてもらったりといろいろなシュチュエーションの音をご要望にそって聴いて頂いています。
ちなみにサブウーハー(低音用スピーカー)はお客様のスピーカーご試聴の際にはつないでいません。これは自分たちのための試聴の時、またスペースを利用したレコーディングなどの際のプレーバック用で使うためにあります。

“音楽は音”ということと”音楽を忘れた音は音楽でない”ということ

音をおろそかに扱う音楽はただのインフォメーションだし、オーディオにこだわりだすとありがちなのですが、音を聴くための音楽はインフォメーション以下(自戒を込めて)としか感じません。趣味のオーディオとはこの匙加減のちょうど良いところを探る行為にあると思います。オーディオの趣味は夢を追求するものとして突き詰めるべきという世界もある一方、日常の音楽を楽しむものとして現実的なものであるべきということも一方ではあります。どこまでが夢の追求でどこからが現実的なものかの線引きも人それぞれで難しい。しかしこのシステムがスピーカーのプレゼンテーションのためとしたら、現実的な製品でないとそれを「ほしい」と誰かが思っても、敷居を高く感じたり簡単に手に入れることができないと思われ、ただの自己満足で終わってしまいます。このシステムで聴くアナログやUSBメモリの音はスピーカーのプレゼンテーションのためのシステムだとしても個人として音楽を楽しむのにまったく不満のない音だと思っています。

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