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-報告-2014/4/5,6「Stephan Mathieu + Taylor Deupree + Federico Durand Japan tour 2014」@[京都]きんせ旅館

Kualauk Table主催による、Stephan Mathieu, Federico Durand,そして盟友Taylor Deupreeを迎えたジャパンツアー。sonihouseは京都・きんせ旅館の2daysの音響を担当しました。


ドローン/アンビエントミュージックシーンの最重要人物たちとともに、
日本からはILLUHAをはじめ、まさにシーンのド真ん中に位置するミュージシャン達が勢揃いしたこの日。
推定築年数250年といわれるきんせ旅館の雰囲気とはまるで正反対なアナログシンセサイザーが並んだセットはそれだけでも圧巻。
初日は前方をステージにし、ゆったりと刺激的で気品に満ちた空間を生み出していました。



2日目は、ステファンの提案で前日とのセッティングとは変えて、奏者をバラバラに配置しスピーカーも横使いの配置に。
音はその分圧迫感がなくなり無理なく広がる感じになりました。
時間がない中での急なセッティング変更だったので最初はそのことに少し不安を感じましたが、
結果的には前日よりも奏者それぞれがさらに良いパフォーマンスができ、場はとてもよい雰囲気になりました。

ステファンのソロのミニマルな音の構成はさすがの貫録を感じるものでした。
フェデリコとのデュオでもミニマルな音で終始一貫して音の調和とバランスと
繊細な音の綾だけを聴かせるようなパフォーマンスですごく感じ入るものがありました。
前日とは変えてマイクの音をこちらのミキサーに直接入れることになったので前日の強くて重い音ではなく、
透明感と浸透力のある上に前日のような強度のある音になって更に良くなりました。
フェデリコの一聴ノスタルジックな音は時間とともに更に抽象化され色彩感のある音と質感の音響になるのが素晴らしい。
テイラー+イルハは翻って静謐さをもった情緒的な雰囲気で、また前日のパフォーマンスよりも3人一体感があり更に音に集中した演奏。
テイラーは実際の人柄と一緒で決して前に出てくることはしないが、裏で存在感のある音を出しているのが印象的でした。
伊達さんは全体の構成をどんどん作っていく役割で、コリーさんは魅力的な味付けを加えていく。
小音量のピアノに深いリバーブを掛けた音が今回すごく気持ちの良い音でした。

打ち上げのとき、ステファンに東京のライブも一緒に来てほしいと言われ大変光栄でした。
アンビエント、ドローンの中心人物たちにスピーカーの音を真っ向からぶつけて
これほど良い反応がかえってきたことは今後更に自信を持って製作を続けていくモチベーションになりました。
素晴らしい機会をいただき、ありがとうございました!

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