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Q, 音楽ストリーミングサービスを聴くのにBluetoothとWi-Fiではどう違うの?

Spotify、Apple Music、Amazon Music HD、それぞれの音楽ストリーミングサービスをBluetoothで聴くのとWi-Fi経由で聴くのと、何がどう違うのか?気になったので調べてみました。

CDの音源はBluetoothで再生される際には1/7ほどに圧縮がされる

Bluetoothとは言わばトランシーバーみたいなもので、送信機と受信機の機器同士が直接信号をやりとりします。通信距離も機器間で数mから数10m程度の近距離のみとなっています。
Bluetoothではデータ量を小さくするために音声信号が圧縮されています。より具体的には、iPhoneでBluetooth接続して再生した音質は、128~192kbps以下のエンコードで送受信されます。

ここで出てきたbps(Bit Per Second)とは、”ビットレート”という単位で、1秒間に送受信できるデータ量のことです。 基本的には、bpsが高ければ高いほど高音質になりますが、音質はその圧縮技術によるところも大きいので、単純に「ビットレートが高い=音質がいい」というわけでもありません。通常CDクオリティの16bit/44.1kHzのステレオのオーディオ・データで、1.4Mbps(1400kbps)程度となり、Bluetoothで再生される際には1/7ほどに圧縮がされていることが分かります。

一方、家庭内の無線LAN環境(Wi-Fi)でAirPlayなどで聴く場合、通信できる情報量が大きく、動画などのコンテンツもワイヤレスで伝送できることから、一般的には、ロスレス(可逆圧縮)音源が再生できるので音が良いとされています。

それでは、それぞれの音楽ストリーミングサービスのビットレートですが、Wi-Fi 環境で聴く場合、
Apple Music :AAC 256kbps、
Spotify:Ogg Vorbis 320kbps
Amazon Music HD:基本的にはロスレス

Apple MusicとSpotifyでは圧縮形式がAACとOgg Vorbisと違うので、数値だけで単純な優劣比較ができません。ただ、Amazonだけはロスレスですので文句なく音質面でもっとも優れています。
Apple MusicもSpotifyもPCやスマホ/タブレットに届いた時点で圧縮が掛けられている上に、Bluetoothの場合更に二重の圧縮が掛けられることになります。コピーにコピーを重ねるようなことは少なくとも音質的には良い事ではないのがわかります。

*用語解説
・AAC
低ビットレート~中ビットレート帯(128kbpsくらい)では、MP3と比べ1.4倍程音質が良い。MP4動画をエンコードする際に、H.264ビデオコーデックとセットで使用される事が多い。地上デジタル放送、BSデジタルにも使われる。現在、主流の音声コーデック。
・Ogg Vorbis
AACより後発。Youtube動画の音声コーデック。オープンソースでロイヤリティ・フリーが特徴。普及度ではメモリオーディオなどサポートしている機種は数えるほど。音質・ファイルサイズなどの全てに置いてMP3の性能を抜くことを念頭に置かれている。

BluetoothはWi-Fiが使えない環境でおすすめ

結論としては、家庭や職場での音楽鑑賞では、Wi-Fi経由で安定した通信状況でできるだけ高音質で聴くのがおすすめです。BluetoothはWi-Fiが使えない環境でのBGM用途に便利ですね。

トータル約20万円で組み合わす おすすめのオーディオ“でご紹介したYAMAHA WXC-50を導入されている方はWi-Fi経由で是非音楽ストリーミングサービスをお楽しみ下さい。

ご参考までに!

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