sonihouse オリジナル12面体スピーカー〝scenery:02〟スタンダード

sonihouse 12面体スピーカー
(The Dodecahedron Speaker System)
“scenery:02 standard” シナリー:02 スタンダード

音楽の風景を再現する

このスピーカーの名である”scenery” – シナリー -とは「風景」という意味です。
一般的な指向性のあるスピーカーはリスナーに向けて直接音を届けようとしますが、
この12面体無指向性スピーカーからの音は直接音よりも、部屋中を反射してかえってきた音を多く聴くことになります。
音の自然な振る舞いを再現すれば、その空間と音との関係はより強く結びつき、音の実在感はより日常 (リアル) に近づきます。
そして、このスピーカーの名である「scenery」とは、そんな日常にある音楽の情景・演奏されるシーン・風景と、
自分がいる環境を自然につなぐという感覚をもたらすもの、という想いを込めて名づけました。

なぜ無指向性か?

自然の音は本来、一点から四方八方へと球状に放射される、特定の発音方向を持たない指向性のない音、
いわゆる無指向性の音として存在しています。それに対し、われわれが普段何気なく接している一般的な四角い箱のスピーカーは、
正面から音を直線的に発する、いわゆる指向性がある音として存在しています。
そのように、一般的なスピーカーの発音は、もともと不自然な発音方法であることに気付きます。

無指向性スピーカーが目指すのは、声や楽器の音をより自然な響きとして再現することです。
さらに、本来スピーカーから発せられてはじめて音として聴かれる電子音も、声や楽器と同じアコースティックな響きとして
聴かれることになります。電子音の発音が根本から変われば、電子音楽は土台から変革され人々の電子音楽に対する感性も
変わってくるとのではないか?そんな想いから私は無指向性スピーカーの開発を始めました。

今までの12面体無指向性スピーカーとの違い

12面体を含む 「多面体無指向性スピーカー」は、本来は音楽ホールの音響測定など、特殊な用途を目的として開発されました。
その後、いくつか音楽再生に向けた多面体無指向性スピーカーが市場に出回りましたが、構造的な問題から明瞭さに欠ける音質であったりと、
一般的なスピーカーと較べ、発音原理の面では理にかなった構造である反面、音質面ではまだまだ正当に評価されない特異なスピーカーとして
存在してきました。そんな音質的な問題解決として、外部機器で補正する方法がほとんどだったため、市販のアンプが使えなかったり、
専用のケーブルが必要だったりと、使用にも制限がありました。

sceneryは外部機器に頼らず、スピーカー単体でこの問題を解決した使いやすい12面体無指向スピーカーです。
一般的なスピーカーと同じように、どこにでも設置でき、特別なケーブルや電源はもちろん不要で、またどんなアンプにも組み合わせられます。
さらにsceneryは今までの12面体無指向性スピーカーにはなかった同軸-無指向性という構造から広帯域な再生音とシャープな音質を獲得しています。


<同軸-無指向性 概念図>

同軸-無指向性とは、12面体の6対中の1対の面にツイーター(高音用スピーカー)と低音拡張のためのバスレフポートを配し、
さらにツィーター – バスレフポートを中心とする軸を取り囲むように中音のスピーカーを配することで
無指向性でありながら正面からは同軸を実現したスピーカーの構造のことです。

現在、更に音質面での発展を促すためツィーターを3方向に配し、
3方向へ同軸発音する無指向性スピーカーとなっています。

それは、いままでの無指向性スピーカーと有指向性スピーカーの間をいく、
それぞれの長所を合わせ持った新しいタイプのスピーカーとしてさらなる進化をとげられたと考えています。

使われるすべての材料にこだわる

スピーカーは構造や発音方法などの概念的なことだけではいい音は得られません。
実際に音を出すスピーカーユニットと、そのエネルギーを受け止めるキャビネットの材質も非常に重要です。
スピーカーユニットには自然で繊細な音で評価を得ているφ70mmフルレンジ・ユニットと、
φ50mmツィーターを使用しています。
キャビネットには適度な剛性と損失をもつため音響的に非常に優れた材料として、
バーチ(樺)積層合板を使用しました。
さらにその表面に天然木の化粧板(バーチ,アメリカン・ブラックチェリー,ウォールナットの3種類からお選び頂けます。)を重ねています。

▲ 写真左より バーチ / アメリカン・ブラックチェリー / ウォールナット

そして最後に天然素材を生かすため、高級家具の仕上げにも使われる、天然蜜蝋ワックスで磨き仕上げました。
正12面体という構造上、少しの寸法の狂いも仕上がりで大きく歪んでしまうため3Dモデリング・ソフトで
寸法を細かく計算しながら設計しています。
sonihouse独自の蓄積された多面体スピーカー設計のノウハウをすべて注ぎ込み、
一つ一つのパーツまでも自らの手で丁寧に仕上げるオーダーメイド製作とするこにより、
一切の妥協を排して製品を完成させています。

SPEC

製品名 | scenery :02 standard(シナリー:02スタンダード)
形式 | 2WAYバスレフ型12面体同軸-無指向性スピーカー 防磁タイプ
使用ユニット |  1インチ ツィーター × 3、2.5インチ ネオジウムフルレンジユニット × 8
再生周波数 | 80Hz〜25kHz (±7dB)
ユニット音圧レベル | 84.8dB
ユニット最大許容入力 | 100W
システムインピーダンス | 8Ω
外形寸法 | 286W × 292H × 268D (mm)
重量 | 4.2kg(1台)
付属品 | アイボルト金具 × 2
仕上げ | バーチ/アメリカン・ブラックチェリー/ウォールナット
価格 |  
バーチ仕上げ ¥384,000 (税込・ペア)
アメリカン・ブラックチェリー、ウォールナット仕上げ ¥392,000 (税込・ペア)

※受注生産 (納期についてはお問い合わせください)


scenery scenery scenery

取扱説明書のダウンロード

より詳しくご覧になりたい場合は、取扱説明書(PDF)をダウンロードいただけます。
icon_downloadscenery :02 standard 取扱説明書(約1.4MB)

導入例

「minä perhonen piece,」(東京/外苑前) 「うえと salon&bar」(京都/三条白川橋) スパレジデンス「bijuu」(京都/四条木屋町)
カフェ「カナカナ」(奈良町) 教会(長野/松本) cafe&gallery 「etw」(京都/神宮丸太町)
フレンチレストラン「L’AS」(東京/南青山) ヘアサロン「Dot + LIM」(東京/青山) フレンチレストラン「BEARD」(東京/目黒)
「FOOD WORKER FUNAKI」(大阪/中之島) 紅茶専門店「Tea Place MISSLIM」(京都/河原町丸太町) 「Center for COSMIC WONDER」(東京/南青山)
その他の導入例はこちらからご覧下さい。

2018/9/1 sat. 『トニー・コンラッド:完全なる今』上映会 + ASUNAライヴ

数々の伝説的パフォーマンスを残し、2016年亡くなったトニー・コンラッド。その生涯を追ったドキュメンタリー映画『トニー・コンラッド:完全なる今』の関西初公開。ドローン・ミュージックの始祖のひとりとして記憶され、多岐にわたる活動で先鋭的な作品を創り続けたエクスペリメンタル・アーティスト。今回の上映には、今日のドローンアーティストの第一人者とも言えるASUNAが、欧州でのライブツアーの合間を縫って、上映に合わせたライブを披露します。

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2018/9/15 sat. 家宴-IEUTAGE-vol.22「時の質感」@sonihouse

「家宴-IEUTAGE-」とは、ライブのあとに出演者と観客が同じ食卓を囲む、音と食の家庭的おもてなしイベントのこと。私たちのスピーカーを介して、人々が集い、音楽に出会う場をつくりたい、との想いから2007年にスタートし、今回でvol.22を迎えます。

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材料費上昇に伴う”sight”価格改定のお知らせ

14面体スピーカー”sight”の内部ネットワークパーツのグレードアップに伴い、不本意ではございますが製品価格を現行より改定させていただきたくご案内申し上げます。新規パーツの追加とコアパーツの高品位化によって、よりナチュラルでクリアな音質になりました。

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2018/7/8 sun. Stefano Guzzetti Live「Ensemble」

昨年の春、sonihouseでライブを行ったイタリア・サルデーニャ島の作曲家/ピアニスト、Stefano Guzzettiが再来日。今回は自身のピアノに、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの奏者3人も加わった、ピアノ+ストリングス三重奏の4人による贅沢な演奏会です。気品溢れる艶やかなポスト・クラシカル・サウンドを是非。

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sonihouseが名盤を選んでお届けする「SEASONS」はじまります

sonihouseが一年間に4回、季節に合わせたおすすめの音楽を紹介し販売するサービス「SEASONS」がはじまります。

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2018/6/2 sat. 林正樹 演奏会「pendulum」

来たる6月、ピアニスト・林正樹が2015年作品「pendulum」を軸としたツアーを開催。6/2(土)に奈良公演が開かれます。sonihouseは6/1三重、6/3岐阜と全日程の音響も担当します。

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2018/5/2-3 Mark de Clive-Lowe マーク・ド・クライブ・ロウ Sound workshop&Live

新世代のハービー・ハンコックと称され、あのジャイルス・ピーターソンも大絶賛する逸材、キーボーディスト/プロデューサー/作曲家/DJなど様々なスタイルで充実した活動を続けるMdCLことマーク・ド・クライヴ-ロウが来日。イギリスを拠点に活動する彼は日本とも縁が深く、今回はsonihouseで滞在制作をしながら、サウンドワークショップとライブパフォーマンスを開催。5/3の演奏会は、ゲストとして奈良出身の尺八奏者・日本芸能史家の薮内洋介を迎え、国や時代を超えた新たな試みを行います。

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2018/5/5-6 内田輝 調律を通した音のワークショップ&演奏会「聴く」からはじまる

紀元前5世紀、ピュタゴラスが発見した「音の法則」。この偶然的発見から2500年ほど経て、私たちはピアノに触れています。彼らはどんな響きを体感していたのでしょうか?

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2018/3/31 sat. Ezekiel Honig Live@sonihouse

NYのレーベルAnticipate Recordingsの元オーナーでもあり、アーティストのEzekiel Honigが来日。切望の日本公演を関西限定で開催します。会場は3/25きんせ旅館(京都)、3/31のsonihouseのみ。どうぞお見逃しなく!

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2018/3/12 mon. Christoph Berg / Chihei Hatakeyama Live@sonihouse

寒さも緩み、日ごとに春を感じる3月の夜、ドイツ・ベルリンのレーベルSonic Piecesより、Christoph BergとChihei Hatakeyamaを招きます。

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2018/2/24 sat. Lee Noble 2018 Japan Tour@sonihouse

2018年最初のライブは2/24(土)、ロサンゼルスの音楽家・アーティストLee Nobleと、京都で活動する若き奇才、小松千倫を迎えます。

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2017/11/26 sun. 家宴 vol.21「1√2 白銀比」@sonihouse

音楽と食の集い「家宴-IEUTAGE-」21回目は、音楽家 林正樹と料理家 小桧山聡子(山フーズ)を招きます。

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2017/11/22 wed. 12k Japan 2017@sonihouse

11/22(水)、エクスペリメンタル/アンビエントミュージックシーンの最高峰レーベル12kより、テイラー・デュプリー、マーカス・フィッシャー、コリー・フラー(ILLUHA)を招きます。

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2017/10/18 wed. Void Of Sound 2017 Japan Tour@sonihouse

10/18(水)、ノルウェーのアーティストSigurd Borge Kristoffersenによるアンビエント、ドローンプロジェクト「Void Of Sound」を迎えます。

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2017/9/24 sun. 家宴 vol.20「おとと音楽とことば」@sonihouse

sonihouseの立ち上げとともにスタートした音楽と食の饗宴「家宴-IEUTAGE-」。記念すべきvol.20は、京都・長岡京室内アンサンブルのメンバーをお迎えし、初の生音による演奏会を行います。

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2017/6/17 sat.-18 sun. 青葉市子とmama!milk「初夏の旅 奈良編」@sonihouse

※こちらのイベントは定員に達しました。現在キャンセル待ちのみのお受付となります。
sonihouseにて、初めての2DAYS公演。初夏に音楽家・青葉市子とmama!milkを招きます。

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2017/3/27 新聞各社にsonihouse鶴林の記事が掲載されました。

3/26付の朝日新聞と読売新聞、3/27付の奈良新聞に、半年に渡って開発を進めていた吉野杉を使った14面体スピーカーの完成までの経緯や、家宴のことなど活動全般を丁寧にご紹介いただきました。

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紀伊半島の求人サイト「Kii」にsonihouseの情報が掲載されました。

丁寧な取材を元に、読み応えのある文章でまとめてくださいました。求人情報だけでなく、sonihouseの成り立ちや日々の活動などが四週に渡って掲載されます。是非ご一読ください。

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2017/4/23 sun. Erik K Skodvin / Christoph Berg Live@sonihouse

sonihouse春のライブ。第三弾はドイツ・ベルリンのレーベルSonic Piecesより、Erik K SkodvinとChristoph Bergを迎えます。

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2017/4/17 mon. Stefano Guzzetti Live@sonihouse

sonihouse春のライブ。第二弾はイタリア・サルデーニャ島の作曲家/ピアニスト、Stefano Guzzettiを迎えます。

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