まず何から話そうかな。そうです、私達は結婚を機に新居を探し始めました。そう、二人の出会いは2005年、共通の友人が…って話はまた別の機会にするとして、
ひとまず二人の希望である一軒家に絞った物件探しを始めました。しかし見せてもらう物件はどうしても部屋が細かく分かれたタイプか、入居期間限定のものばかり。
その頃からぼんやりと「のちに自宅でイベントがしたい」というイメージがあったので「リビングが広い」は絶対条件だったのです。そしてある日、何気なくトイレに持ち込んだ
賃貸情報誌で見つけた一件の家。「ここいいんちゃう?」マンペイさんが指差した家の立地はなんとアンナさんの実家の目と鼻の先。早速不動産屋さんに電話して物件を見せてもらうことになりました。
← うひょ〜!なんたる純和風なおうち!
外観を見て「こりゃナシかも…」と思ったのもつかの間、中は期待以上の広さ。そして天井高っ!築20年とはいえ、床と壁もとっても綺麗。そして何より「理想の間取り」に限りなく近く、「ここしかないな」と確信しました。
それに加えて「アンナさんの実家のすぐそば」と、願ってもみなかった好都合。それでも不動産屋さんの前ではもちろんポーカーフェイス。
← 2階の天井はこんな感じ。ふむふむ、なかなか面白い家だな。う〜ん、ここをアトリエにして、こっちが寝室かな。想像は膨らむばかりです。
こうして「sonihouse」は奈良の学園前という場所で産声を上げたのです。
いよいよ引越し当日。マンペイさんの荷物のほとんどがオーディオ機器ということに驚きを隠せないでいるアンナさんを尻目に、一番気がかりでならないリビングのオーディオをぐんぐんセッティングするマンペイさん。
とりあえずは前の部屋(6畳)で使っていたセットをそのまま配置。ところが…
・・・
なんたる!信じられないくらいに音が悪くなっているではありませんか!
…と言ってもそんなのはオーディオの世界では当たり前。音というのは部屋ととともに育てるもので、機材をポンと置いただけでは良い音は出ないのです。
分かってはいたものの、今まで育てた音がここまで悪くなると「この家がダメなのかも…」としばらくは落ち込みを隠せないマンペイさんと、それを見て悲しみに暮れるアンナさんの日々が始まりました。
14畳の和風のリビング。しかもイベントスペースにも使えるようにするにはと試行錯誤の結果、「欲しい家具を欲しいサイズで、かつ手の出る価格で買い揃えるのは不可能。」ということになりました。
そこで土日の休みを利用して、マンペイさんが設計して家具作りを始めました。まずはこの部屋に数人の友人がいつでも集えるように少し大きめのテーブルから。
近くのホームセンターで木材カットを担当しているおじさんの精度が高いおかげで、あっという間に完成。その後同じ要領で、オーディオラック、コートハンガー、二階のアトリエの作業デスク&チェアなど
次々とマンペイファニチャーが誕生しました。
↓ 完成したマンペイファニチャーはコチラ